小学部
小学部
中学部
中学部
高等部
高等部
HOME > 学校からのお知らせ > 学習支援機器(タブレットPC)の活用報告

学校からのお知らせ

学習支援機器(タブレットPC)の活用報告
2014年03月26日

  本校は、教育支援のためにiPadを導入して3年目、10台以上が配置されて2年目が経過しました。これまで校内で教員同士の研修を深めてきました。導入→拡大→定着とした3ヵ年推進計画の「拡大期」として本年度を位置付けました。

 これから、活用の拡大をねらった本年度の実践について紹介します。

 【本校導入の目的】  ◎生徒がiPadを操作することで、自らの生活を豊かにするための支援機器として活用しようとする。 ◎教師が活用することで授業改善を行い、指導目標を達成する上での効果的な指導技法の開発を行う。 ◎家庭や社会に対して積極的に研究成果を発信し、学習及び生活のバリアフリーを促進する。

【今年度の重点課題】 ◎ 家庭生活や将来(卒業後)の生活につながる支援のありかた ◎ 主体的にアプリを選択・活用できる支援のありかた ◎コミュニケーションツールとしての活用方法 ◎主体的に活動できる支援のありかた ◎学校HPの活用 ◎活用事例を、校外へ積極的に発信

【活用の方法】活用を広げるために児童生徒の実態に応じて、段階的な導入を進めていきます。

 《第1期》iPadを触ってみよう

図5.jpg図4 - コピー (297x245) (2).jpg文字や数の学習アプリを使った学習やコミュニケーションアプリを使って朝の会の司会をしています。地図アプリや路線アプリなどを使った調べ学習にも取り組んでいます。

 

 

《第2期》iPadを持って出かけよう

図6.jpg図7.jpg校内の模擬駅や模擬店を使った学習にも活用しています。校外での学習にも持って出かけ、プレゼンアプリを使って地図や行程を確認をしながら課題に取り組んでいます。

 

 

 《第3期》生活の中でiPadを使ってみよう

図8.jpg図10 (327x245).jpgプレゼンアプリで作成した料理のレシピを使って調理をしました。それを学校のホームページに載せることで、家庭での学校と同じように料理ができるようにしています。カメラやキャプチャー機能を使って自分で、必要な情報を集める練習もしています。

 

 

【実践の紹介】

①校内でカメラ機能を活用した実践事例のまとめ

tearai.jpgsuiei.jpghimomusubi.jpgjisshuu.jpg「ひとりでできた!」が実感できるような支援をめざして、iPadに次の3つの役割「モデリング」「振り返り」「記録・報告」をもたせた取り組みを行いました。「すぐにどこでも撮れる」「すぐにどこでも見れる」「他の機器とつながる」といったiPadカメラ機能の特長をいかして、「手洗いや歯磨き」「プールでの顔つけ」「くつやエプロンのひも結び」「現場実習での報告」などに取り組みました。

 

②各種検診への支援

sikakennsinn1 (421x315) (409x305).jpghokensitu1 (2) (631x472).jpghokensitu21 (420x315).jpg

毎年進級するたびに、歯科検診、整形外科検診、耳鼻科検診………と検診シーズンがやってきます。こどもたちの健康と安全を守るために大切なことですが、苦手感を示すこどもが多いです。 そこで、どのような支援をすれば子どもたちへの負荷を最小限にした検診を受けさせることができるのか、みんなで考えたあと、保健部や保健室、校医の協力を得て、児童生徒に安心感を与えるための支援教材を、全校で協力分担して作ってみました。

③フォトストリーム機能を利用した、修学旅行からの写真配信

最終報告会 後半 (640x480).jpghaisin.jpgiPadを校外に持ち出し、生徒自身や端末のカメラ機能を活用することで、思い出を記録できることや伝え合うことができる経験や、それを紹介するためにフォトストリームを使った画像配信を行いました。修学旅行団が持つ複数台(2~3台)と学校に設置したTVに接続した端末1台を共有して写真を配信し合いました。 校内TVは、全校児童生徒が利用するランチルームと保護者等の外来者も利用する玄関があるオープンスペースにTVを設置しました。修学旅行先での班行動でも、お互いの様子を同時に見合うことができ、校内でも友だちが楽しんでいる様子を同時刻に体感することができ大きな歓声があがっていました。児童生徒はもちろん、保護者や施設、業者等の来校者にも好評でした。

④ストリートビュー機能を活用した『行きたいところに一人で行ける』取り組み

mapp (193x130).jpg昨年度より『行きたいところに一人で行ける』ようになることを目指して、iPadを活用した教材作りに取り組んできましたが、児童生徒の将来の通勤を考えると、交通機関を利用した後の徒歩移動が多いことに気づきました。そこで、地図をよむことができない生徒が、初めて行く場所でもストリートビュー機能を活用することで、一人で歩いて行く取り組みを行いました。ストリートビューの画像を見ながら目的地までたどったり、それらの画像を数枚キャプチャーしたものを使ってルートマップをつくったりして、iPadの画面を見ながら歩いたり、印刷して冊子にしたものを持って歩いたりしました。この方法で、別府市内の自宅から大分市の実習先まで電車を乗り継ぎ、20分ほど歩く道のりを一人で通勤したり、実習中の休憩時間にスーパーへ買い物に行ったりすることができました。