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学校からのお知らせ

"性の多様性(LGBT)"を考える人権研修を実施しました
2020年08月28日

去る8月24日、竹田市でNPO法人を立ち上げて、共生社会の実現を目指した地域コミュニティ「みんなのいえカラフル」を運営している奥結香(おくゆいか)さんを講師にして、標記のテーマの人権研修会を実施しました。当初は学校にお招きしての講演会やワークショップを計画していましたが、コロナ対策もあり、zoomを使ったオンライン研修という形をとりました。


 

奥さんは、元特別支援学校の教員という経歴の他に、自身の体験をベースにして、性的少数者(セクシャルマイノリティ)の支援を行う「SOGIE(LGBT)サポートチームココカラ!」の共同代表も務めており、こうした講演活動も年に50回以上経験している方で、非常にわかりやすく、丁寧なお話をしていただけました。



 

中でも、「LGBT」と性的な少数者にのみスポットをあてたとらえ方ではなく、性的指向(好きになる性)、性自認(心の性)、それぞれの英訳のアルファベットの頭文字を取った、異性愛の人なども含めすべての人が持っている属性のことを言う、「SOGI(E)」(ソジ(ィ))という考え方を紹介していただき、この問題を自分のこととして考えるよいきっかけにできたという参加者の声は多かったです。

 


講演の最後には、会に参加していた、高校生活を宇佐市で過ごし、現在は中津市に住むトランスジェンダー(心と出生時の性別が一致しない人)の方も質問に立たれ、LGBとTの間にある違いや、ともに向き合うべき課題も明らかになり、一歩踏みこんでこの問題を考えることができたと思いますし、同時に、この問題がごく身近なところに存在することも改めて確認できた気がします。また、難聴という「障がい」を持ち、この日も手話通訳の方を通じて情報を得ていた「彼」にとって、その障がいゆえに周囲の者にとっては見えにくくなりがちなこの性の問題が、実は生きる本質とも言える問題であることがわかり、様々な「障がい」のある生徒たちと関わる私たちにとっても、見落としてはならないポイントであることがわかりました。

 

12月のPTAの午後には、第2回の人権研修会として、アザや外傷など「見た目」に関する差別の問題を取り上げて実施する予定です。多くの保護者の皆様のご参加をお待ちしています。