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高等部2年 校外学習へ行きました

高等部2年 校外学習へ行きました

12月13日(金)、卒業後自分の困りを解決するためにどうしたらよいか学ぶことを目的に、日田市内の関係機関を訪問しました。

事前学習で生徒に尋ねると、「お金の管理」「コミュニケーションの取り方」「地域の人とのかかわり方」「作業能力について」など、様々な悩みが出ていました。

それらを質問としてまとめ、実際に担当の方へ尋ねてみました。

最初に市役所を訪問し、市役所の役割や市からの郵便物の見方などを教えてもらいました。

「どんな時に市役所に来たら良いですか」という質問に、「住所が変わったときや、各種手帳の更新があるとき、市民の役に立つ所で市役所なので、困ったときは相談に来てください」と回答していただきました。

そのあとは2つのグループに分かれて研修を進めました。

Aグループは障害者就労・生活支援センターはぎの、ハローワークの順に研修をしました。

障害者就労・生活支援センターはぎのでは、自立に向けて「一人で頑張るのではなく、いろいろな場所とつながりながら自立していく。そのために、挨拶と生活習慣を整えることが大切」だとお話ししていただきました。

ハローワークでは、生徒から「仕事が見つかるまで一緒に探してもらえますか」という質問に、「必要な時は担当者を決めて、最後まで支援を続けていきます」と回答していただきました。

求人検索機も利用させていただきました。

興味のある求人票を見つけられて、嬉しそうな生徒たちでした。

Bグループはパトリア日田、日田市基幹相談支援センターの順に研修しました。

日田市の特産品である杉と小鹿田焼を使って建設されていることを知り、生徒も驚いていました。

ホールやイベント会場、和室やスタジオなど多種多様の利用が可能なことを聞き、「利用してみたい」と公共施設を身近に感じることができました。

基幹相談支援センターでは、コミュニケーションボードについて教えていただきました。

また、待つのではなく、自分からいろいろ話ができる場所を見つけてなんでも相談できるようになることの大切さを教えていただきました。

今回訪問してみて、生徒の中にも「知らなかった」「質問してよかった」という声が多く聞かれました。

見学先の皆様、お忙しい中大変ありがとうございました。