高等部・職業コース生が喫茶の講習を受けました
9月5日(金)、就労技能向上実技講習会として、高等部2・3年の職業コース生が校内で喫茶の講習会を受けました。
講師は、社会福祉法人博愛会の地域総合センター施設長・釘宮慶太さんと、カフェ・シャリテ(大分県立美術館OPAM内)で働く高橋夏姫さんです。
まず釘宮施設長から、喫茶の従業員として働くために大切にすべきことについて、講義がありました。「メンテナンス自体が目的にならないこと。そのメンテナンスを、何のためにするのかを考えよう」「心地の良い空間を作るには、スタッフの立ち姿や表情が大切です」など、多くのことを教えていただきました。
またカフェ・シャリテで働く高橋さんは、アビリンピック2023全国大会で金賞(1位)を受賞された方で、その競技を実演してくださいました。ハキハキとした声で、丁寧に、かつ目配りの行き届いた接客をする高橋さんの姿に、生徒たちから感嘆の声が出ました。
髙橋さんの実演を見た後は、代表生徒が喫茶の接客を行い、釘宮さん・高橋さんからたくさんのアドバイスをいただきました。
就労技能向上実技講習会は、あと2回実施予定です。移転先には大きな喫茶実習室があり、来年度からは実際にお客さんを呼んで接客をする予定です。その準備としても、大きな学びのある講習会でした。