寄宿舎自治会での情報保障
はじめまして。盲学校・聾学校共用寄宿舎から初めての投稿です。大分県立盲学校と大分県立聾学校は同じ敷地内にあり、この寄宿舎では盲学校と聾学校の生徒が共同で生活しそれぞれの障がいの特性に合わせた支援を行っています。
各学校だけではなく寄宿舎内にも生徒が中心となって活動する自治会があり、2026年9月10日に寄宿舎自治会の定例会を実施しました。
みなさんは「情報保障」という言葉をご存じですか?簡単に言うと「みなに分かりやすく伝わる工夫をすること」です。9月の定例会では参加生徒に対する情報保障がより充実するように取り組み、以下の内容にチャレンジしました。
・UDトーク(コミュニケーション支援アプリ)を使った、発言者のコメントのリアルタイム文字起こしとディスプレイへの表示
・会議資料を置くために譜面台を利用。資料を確認しながら手話をする司会者の手話を見やすくする
・丁寧な情報提供が必要な生徒の隣に職員を配置
上手くできたこと、更に工夫が必要なこと等、いろんな気づきが得られました。情報保障の取り組みは話し合いを円滑に進めることだけが目的なのではなく、寄宿舎生も自分に必要な情報保障の方法を知り、学校卒業後にそれを周囲の人へ働きかけられるようになるための取り組みでもあります。生徒たちは学業だけではなく寄宿舎生活でもいろんなことを学び、私たち寄宿舎指導員も生徒からいろいろと学んでいます。

【説明】副会長が手話を交えて参加者に議題の説明をしている。司会席の後ろの壁には背景が黒、文字が白のディスプレイがあり、司会者の発言をリアルタイム文字起こしするUDトークと接続している。