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令和5年度 校長より着任のご挨拶を申し上げます

令和5年度 校長より着任のご挨拶を申し上げます

 この度の人事異動で大分県立日田支援学校から着任しました、校長の藤澤 一郎(ふじさわ いちろう)と申します。新年度を迎え、ご挨拶を申し上げます。

 本校は今年度6名(幼稚部2名、小学部2名、中学部2名、高等部0名)の新入生を迎え、幼児児童生徒数は総勢22名でスタートを切ります。

 また、職員は教諭他様々な職種の方59名(兼務職員含む)が勤務しています。

 本校は「聴覚に障がいのある幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じて、学校組織として一貫した教育を行うことにより、確かな学力と豊かなコミュニケーション能力の向上を図り、様々な人々と関わりながら社会参加していく態度・習慣を養う」という学校教育目標を掲げ、「チームおおいた聾学校」として、

①分かる授業の徹底

②安全・安心で信頼される学校づくり

③効果的な教育活動を行うための働き方改革の推進

という3つの重点目標達成に向けて取組を行っていきます。

 ①については、子供たちが「対話的・主体的で深い学び」ができるよう、個別の指導計画の見直し、改善を行います。またICT教育の充実にも力を入れ、自立を目指した「生きる力」の育成を行っていきます。

 ②については、危機管理体制の構築と安全な環境づくりを目指して防災訓練の徹底やスクールカウンセラー等との連携を強化します。また、保護者面談等を充実させるとともに、地域の方々や関係機関、同一敷地内の盲学校と連携を図りながら情報交換や情報共有を密にし、開かれた学校づくり、地域に愛される学校づくりを行います。

 ③については、無駄な業務の見直しや会議時間の短縮化を図るなどして、職員の健康を守り、子供たちに毎日笑顔で接することができるような風通しの良い職場環境づくりを目指します。

 結びに、私にとって教員としての最大の喜びは、毎日子供たちが笑顔で登校することと、保護者の皆さんが「自分の子供をこの学校に入学させて良かった」と思っていただくことです。そんな素晴らしい学校を目指し、我々は子供たちの「命」を大切にし、安全・安心な学校づくり、人権に配慮した学校づくりを行っていきます。今年度も保護者の皆様をはじめ関係の皆様にご理解とご協力をお願いするとともに、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 令和5年4月3日

 大分県立聾学校長 藤澤 一郎