
学校案内

教育方針・教育目標
2021年04月13日
1 本校の使命
(1) 聴覚に障がいのある幼児児童生徒のために専門的な教育を実践し、聴覚障がい教育専門校としての役割を果たす。
(2) 聴覚に障がいのある幼児児童生徒の教育に携わる幼保育園・小中学校・高等学校等からの要請に的確に応え、聴覚障がい教育のセンター的役割を果た す。
(3) 聴覚に障がいのある乳幼児や保護者、卒業生に対して可能な限りの支援を行い、聴覚障がいの支援センター的役割を果たす。
2 学校教育目標
聴覚に障がいのある幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じて、学部間が連携し、一貫した教育を行うことにより、確かな学力と豊かなコミュニケーション力の向上を図り、様々な人々と関わりながら社会参加していく態度・習慣を養う。
3 校訓
つよく なかよく きまりよく (幼稚部・小学部)
努力 友愛 規律 (中学部・高等部)
4 育てたい子ども像
○ 確かな学力を身につけ、課題解決に向けて努力する人。
○ 心身ともに健康で、互いの人格を認め合い、たくましく、思いやりのある生活をする人。
○ 様々なコミュニケーション手段を主体的に身につけ、きまりを守り、進んで社会参加する人。
5 中期目標
(1) 個別の指導計画を活用し、一人一人の教育的ニーズについて共通理解をした実践を行う。
(2) 各学部間や寄宿舎との連携を強化し、幼稚部から高等部までの一貫教育を推進するとともに、
安心・安全な学校づくりを目指す。
(3) 本校に勤務するすべての教職員が、必要な知識・技能及び手話力を身に付け、教育(相談)
(3) 本校に勤務するすべての教職員が、必要な知識・技能及び手話力を身に付け、教育(相談)
活動を充実させる。
6 本年度重点目標
(1)分かる授業の徹底(主体的・対話的で深い学びの実現)
(2)安心・安全で信頼される学校
(3)効果的な教育活動を行うための働き方改革の推進。
7 各学部の目標および本年度重点的取組
【幼稚部】
(1)目標
いきいきと活動するたくましい子ども
①自分でできることは自分でする子どもを育てる。
②仲良く、元気に遊ぼうとする子どもを育てる。
③よく聞き、よく話し、よく考える子どもを育てる。
(2)本年度重点的取組
・年齢や構成人数、幼稚部での経験などを考慮した集団活動の工夫を行うとともに、子どもの
実態に合わせて個に応じた指導も適切に行う。
・『個別の時間』『週案説明』などで情報を共有することにより、共通理解を図る。
【小学部】
(1)目標
すすんで行動する心豊かな子ども
①いろいろなことに興味を持ち、自らすすんで学習する子どもを育てる。
②元気に、規則正しい生活ができる子どもを育てる。
③すすんで誰とでも話し、友だちとともに伸びてゆく子どもを育てる。
(2)本年度重点的取組
・大分聾スタンダード〔小学部版〕を基に授業を行い、学習活動の目的に応じて聴覚的な環境の
調整を行い、個々の聞こえの状態に応じた最大限の聴覚活用に向けて、適宜授業改善を行う。
・授業後の習得や定着の状態について的確に把握し、連絡帳や懇談を通して保護者と共通
理解をする。
【中学部】
(1)目標
自主性のある、心身ともにたくましい生徒
①学力の定着に努め、学習意欲を促し、自主的に学習する態度を育てる。
②人とのかかわりを大切にし、相手の立場に立って物事を考えられる力を育てる。
③場に応じたコミュニケーションの力と、社会生活に必要な節度ある態度を育てる。
(2)重点的取組
・「主体的・対話的で深い学び」についての研修を行い、生徒の実態に応じた効果的な教材や板書
など、授業力向上を図る。
・学年、学部合同授業などで生徒の意見や考えを交流する場を設ける。
・懇談や通信により保護者との共通理解を図る。
【高等部】
(1)目標
社会の一員として自覚をもって行動できる生徒
①卒業後の生徒の自立と社会参加をめざし、さまざまな体験を通して基礎的・基本的な知識
・技能の定着を図る。
②基本的生活習慣を身につけ、心身を健全に保持するための自己管理能力を育てるととも
に、協調性を養う。
③多様なコミュニケーション手段を身に着け、他社の意見を尊重するとともに自分の意思を
表す態度を育成する。
(2)重点的取組
・生徒一人一人の特性に応じた学習環境を提供する。
・生徒の発表の機会を設ける。
・主体的・対話的で深い学びになる授業の実施に向け、授業力向上のための研修を深める。