専門教科実務研修

10月11日(水)に専門教科実務研修を行いました。この研修は昨年度も行ったもので、「各業種の専門家からの専門的知識、技術に関する講義や実習を通して、各業種の知識、技能を習得することにより、個々の教員の教科指導力や技術指導力の更なる向上を図る」ことを目的に実施しています。生徒を指導する教員の専門的な知識・技能が必要だと考えているからです。

研修会では、本校教員に加え他校からも先生方が来校され一緒に受けました。
今年は、昨年度と内容が重ならないように配慮しており、本校で実施している3コース「接客・接遇実務」「調理実習実務」「メンテナンス実務」の3つの研修を3か所に分け、同時に行っています。

研修は全部で5回、10月から1月にかけて実施します。先生方の真剣な姿に今後の指導に対する意気込みが感じられました。

「接客・接遇実務」の講師は、博愛会の方にお願いしました。
毎年大分県の技能大会で優勝し全国大会に出場されている方が模範演技を見せてくださり、その応対の所作、声の大きさ、聞き取りやすさ、気配りの仕方など多くの学びをすることができました。

「調理実習実務」は本校特別非常勤講師の先生が講師をしていただいています。
この日は、導入でコック服の機能や使い方の説明をしています。
その職業につかないと知らない多くの業界内の話を聞くことができ、とても興味深く教えてくれました。

「メンテナンス実務」は本校特別非常勤講師のお二人が講師をしました。
お二人とも大分県ビルメンテナンス協会の方で、実技をとおして専門的な知識や技能を指導していただいています。

この研修はこの後も日を変えて続きます。
途中からの参加も可能ですので、県内の特別支援学校の先生で希望がある場合は、本校主幹教諭にお問い合わせください。