県内初の「高等特別支援学校」

令和3年7月1日に「大分県立さくらの杜高等支援学校」は設置されました。
さくらの杜高等支援学校は、知的障がいのある生徒を対象に、卒業後の企業就労を目指した職業教育を行う高等部のみの特別支援学校です。

この学校の設置は、平成30年2月に策定した第三次大分県特別支援教育推進計画において、「知的障がいのある生徒の教育的ニーズに応じ、職業教育の充実と生徒一人一人の職業能力向上を図り、一般就労をめざす生徒の進路希望達成を図るための教育環境の整備」が示され、「一般就労をめざす生徒の職業教育充実のために、高等特別支援学校を新設」するとされたことにより準備が始まりました。これを受け、大分県立高等特別支援学校(仮称)の令和4年4月開校を目指しています。

令和2年度に大分県教育庁特別支援教育課に高等特別支援学校開校準備班が新設され、学校説明会の実施、学校名の募集、教育課程策定等の準備を行いました。また、10月には設置予定地である大分県立聾学校敷地内に校舎の新築工事が始まり、現在着々と工事が進められています。

令和3年4月には、教育庁高等特別支援学校開校準備室(聾学校敷地内)が新設され、5名体制となり、より体制を強化して準備し、令和3年7月の学校設置に至りました。
今後も、このサイトをとおして開校に向けた準備状況や入学者選考等の情報を発信していきます。

これまでの大分県の特別支援学校には無い新しい取り組みを行い、障がいに応じた充実した学びを提供し、社会に貢献する人材を育成するため、しっかりと準備を行います。

県内初の高等特別支援学校にご期待ください。

校長 小野 泰史