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学校からのお知らせ

高等部が「現場実習報告会」を行いました
2019年10月25日

10月25日(金)、高等部は1・3年生の「現場実習報告会」を行いました。

 

10月7日から、1年生は5日間、3年生は9~10日間、「産業現場等における実習」を経験しました。

どんな実習場所に行って、どんな作業をしたのか、高等部全員で共有することで、自分の知らない「働く」を知り、今後につなげることがめあてです。

 

はじめに東校長先生から、中小企業家同友会での話題についてお話がありました。

どの社長さんも、求める人材について、「とにかく挨拶がしっかりできる人」とおっしゃったそうです。

1学期のめあては、挨拶をすること・時間を守ることでした(詳しくは、1学期始業式の記事をご覧ください)

「いろんな人の話を聞いて自分を振り返りましょう。この後の学習につなげてください」という言葉に、普段の生活を意識して過ごす大切さが、生徒たちに伝わったようです。

 

1年生は写真を中心に、自分が経験した作業について報告をしました。

青果の陳列や農作業、清掃、接客、調理補助、余暇活動など、本当にたくさんの作業を経験しました。

「仕事って大変だな」と肌で感じたり、「これは好きだし、得意だった」と思える仕事に出会えたりしたことを、一人ずつのびのびと発表しました。

  

3年生は、写真や動画を交えて報告しました。

一つ一つの作業を紹介する中で、自分が気を付けたことや認められたことを織り交ぜながら、詳しく発表していました。

また、「残り少ない学校生活の中で頑張っていきたい」という言葉が聞かれ、3年生としての思いが詰まった報告でした。

 

最後に進路指導部の先生から、「いろんな仕事場や作業がある中で、挨拶が一番大切なのはどうしてだろう」という話がありました。

挨拶はもちろん生活習慣や清潔の保持など、仕事を取り巻くものができていないと、仕事はできないという言葉に、「なるほど」と思う生徒や、「自分のことかな」とドキドキする生徒など、様々な反応でした。

アドバイスを聞く耳と、それを実行するハートが大事だという言葉に、力強くうなずいた生徒たち。

今日の報告会で知った、たくさんの仕事や友だちの思いを忘れずに、今後の学校生活に生かしていきます。