学校からのお知らせ
10月29日(火)に地震避難訓練を実施しました。
今回は南海トラフを震源に震度7の大地震が発生し、竹田市は震度6弱の揺れがあったとの想定で行いました。
また、児童生徒には地震が起こることを事前に伝えず、抜き打ちでの訓練とするとともに、よりリアル感を出すため、校長先生が県外出張に出ていて不在である、渡り廊下は崩壊の危険があり使用できない、停電になり全校放送が使えないなどといった状況をを設定しました。
揺れが収まったら、児童生徒はみんなで協力しながら避難経路から集合場所である玄関前広場に集合しました。職員も大声で声を掛け合いながら残留者の捜索に当たりました。行動の基本である「おはしも」を再確認しながら、速やかに集合することができました。
と思ったのもつかの間、竹田市の防災無線から「学校近くのため池が決壊し、数分後に本校まで水が流れて水没する危険が生じている」との放送があったとの想定が急遽組み込まれたのです。これに対し、権限移譲者である教頭が校長に連絡し、生徒指導主任が第2次非難を呼びかけ、速やかに県道横の「ぽっぽ像」前まで改めて避難しました。訓練とはいえ、児童生徒全員が自分のこととして捉え、適切な行動ができました。
視察に訪れた、大分大学減災・復興デザイン教育センターの防災コーディネーターの板井幸則様、学校安全・安心支援課の井上副主幹様からは「とても良い訓練であった。課題も見つかったので今後に繋げてほしい」とのお言葉をいただきました。
水害等、過去に大きな災害に見舞われている本校。地震の避難訓練もこれから先しっかりとやっていきます。