校長室
校長室から ~ピーマンのエピソード~
2018年07月03日
7月2日(月)は台風の接近中の少し暗い感じの日でしたが、小学部の学級菜園の植物にとっては雨交じりの潤いのある日でした。
朝登校後、学級菜園を見つめる小学部1年生に「ピーマンがいっぱいなったねえ。」と声をかけると、ニコニコ。「ピーマンはいくつあるの?」と尋ねると、右手の指を順に広げて五つと答えてくれました。その時の写真が写真1です。確かにピーマンが立派に五つなっています。さて、給食時に再びその1年生に会い、共通の話題ピーマンを持ち出すと、今度は右手に人差し指をたして六つと答えるではありませんか。「そうか六つもあるんだ。」と返しましたが、心では「あれ?朝は確かに五つだったのに・・・。」と思いました。
←写真1 ←写真2
翌日7月3日(火)は台風7号の影響で臨時休業でした。ふと昨日の1年生の答えが気になり、再び畑に戻り角度を変えて写真を撮りました。なんと写真1の右奥の個体に隠れてもう一つピーマンがなっており、確かに六つありました。確認した写真が写真2です。
私は常々「子どもの言動には意味がある。」と職員に話してきましたが、ピーマンのエピソードには自分自身反省しました。と同時に、とても素敵な気持ちになれた瞬間でした。