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保護者研修会「防災講座と体験・試食会」について

保護者研修会「防災講座と体験・試食会」について

 7月5日(水)の授業参観日に合わせて、防災についての保護者研修会を行いました。講師には、大分県の防災アドバイザーとして各地で活動されている任意団体「予防カフェ」さんに来ていただきました。

 

 防災講座の冒頭には、南海トラフ地震を想定したCG映像を観て甚大な被害をリアルにイメージすることができました。その後、災害から身を守るための「7つの備え」として、賞味期限が近付いた備蓄食は食べて消費しながら、新しいものを買い足す「ローリングストック」がよいことや、「自分を助けてくれる人を備える」ことが大切であることなどを教えていただきました。その他、子どもたちの障がい特性と避難行動についてのお話や、実際の被災経験に基づいた貴重なお話なども聞くことができました。

 

 体験・試食会では、体を冷やせるクールパックや水がなくても使える歯磨きシートなどを体験し、水や電気・ガスがなくても温めて食べられるレスキューフードの試食をしました。参加された保護者の方々は、こんなグッズがあるんだと感心しながら、楽しそうに体験・試食されていました。備蓄品を準備するうえでの参考になったのではないでしょうか。

 

 今回の研修会では、30数名の保護者、職員に参加いただきました。熱心に話を聞き、研修会が終わってからも個別で質問に行かれるなど、防災に対して真剣に向き合っていただいたことを嬉しく思います。ご参加ありがとうございました。事後アンケートでは、またやってほしいといった声も多数寄せられ、満足度の高い研修となりました。入念な準備をして、研修会を計画実施してくださった予防カフェの皆様、そしてレスキューフードを提供していただいた宇佐市役所の危機管理課様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。