令和8年度 入学式学校長式辞
早朝から温かい日差しを感じるようになり、頬をなでる風には、さまざまな草花の香りが漂うようになりました。全ての生命が躍動し、心が弾む春の佳き日、令和八年度入学式を挙行できますことは、本校関係者一同、大きな喜びでございます。
本日は、ご多忙の中、PTA会長をはじめ、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様にご臨席を賜りました。厚く御礼申し上げます。
さて、小学部二名、中学部十三名、そして高等部五名、計二十名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんは今日から、創立六十二年目を迎えた歴史と伝統を持つ、この臼杵支援学校の新しい仲間となりました。大きな夢と希望を胸に、今日の日を迎えられたことと思います。
教職員、そして在校生一同、皆さんを心より歓迎いたします。
小学部に入学した皆さん。
今日から新しい勉強が始まります。毎日、楽しいことや不思議な発見がたくさん待っています。「難しいな」「やりたくないな」と思う時があるかもしれません。でも大丈夫です。隣にはいつも、優しく丁寧に教えてくれる先生がいます。たくさんの経験をして、お友だちをたくさん作って、楽しい学校生活を送ってください。応援しています。
中学部に入学した皆さん。
中学部では、新しい教科の学習がスタートします。得意なこと、苦手なこともあると思いますが、何事にも諦めず、全力でチャレンジしてください。三年生になれば、将来働くために必要なことを学ぶ「現場実習」も待っています。不安もあるかもしれませんが、先生方がしっかりとサポートしてくれます。一歩ずつ、着実に学びを進めていきましょう。
高等部に入学した皆さん。
高等部での三年間は、これまで身につけてきた知識や技術を使い、自分の目標や夢を形にするための大切な期間です。自分の「好き」や「得意」を見つけ、自分の進路を自分自身で選び、決めていくことが求められます。一人で頑張りすぎる必要はありません。先生やお家の方と相談しながら、自分のペースで歩んでいってください。
さて、皆さんは臼杵支援学校の校歌を聴いたことはありますか。歌詞の中には、私が大切にしたい言葉がたくさん詰まっています。「いつも明るく笑ってる」「仲良く、助け合う」「やさしく、たくましい」そして「仲間」という言葉です。
これからの学びの中で、笑顔を絶やさず、友だちと助け合い、仲間を大切にできる人になってほしいと願っています。皆さんにとって、この臼杵支援学校が「大好きな場所」になることを信じています。
新入生の保護者の皆様。
本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。大切なお子様をお預かりするにあたり、全児童生徒が「この臼杵支援学校で学んで良かった」、また皆様に「通わせて良かった」と心から思っていただける学校づくりに邁進(まいしん)してまいります。
お子様の確かな成長のためには、学校と家庭、地域、関係機関が手を取り合い、共に歩むことが何より大切です。今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
二十名の新入生の皆さんの新たな門出が、光り輝くものとなることを心より祈念し、式辞といたします。
令和八年四月十三日
大分県立臼杵支援学校 第二十二代 校長 大久保 洋志
