1学期の生徒の様子
1学期の生徒の学校での様子を順次お伝えします。
高等部1年生は6月に高等部に入って初めての校内実習がありました。10月から始まる「産業現場等における実習」に繋がる体験をまずは校内でやってみようということで、校内メンテナンスやパソコン入力などに取り組みました。
「働く」ことの基本である「挨拶」や「体力づくり」、「掃除」に毎日取り組みました。高等部1年生としてのチームワーク、責任感、コミュニケーション力など、学ぶことの多い体験となりました。
同じころ高等部2年生は、それぞれの実習先で自分の「得意」「不得意」を知ったり、職場の雰囲気を感じたり、また職場で社会人としてふるまう中で様々な体験をしました。学校生活の中では、体力に自信があった生徒でも、5時間あまりの立ち仕事を終えて「持久力がない」と反省点を挙げていたり、実習前は「できそう」と思っていた接客の仕事でも、姿勢を崩さずホールに立ち、店内やお客様の様子を時々観察する、といった気配りの業務の難しさに気づいた生徒もいました。
校内実習や現場実習を通して、「働く」人や「働く」実際に触れることができ、厳しさや大変さも感じたことと思います。
生徒たちは、この体験を通じて、卒業後の生き方、社会に出てからの役割についても少しずつ意識できたのではないかと思います。
保護者の皆様には、ご家庭でのフォローなどありがとうございました。
次号は高等部3年生の様子です。お楽しみに!