児童生徒の育成に向けた今年度の取組
校長 坂本 忠史
私は、4月に校長として着任しました坂本と申します。本校の学校教育目標の達成に向けた学校運営を保護者、地域、関係機関の皆様と一緒に行っていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。
大分県の新型コロナウイルス感染状況は、ようやく落ち着きつつあります。これまでも教育活動の継続のため、感染対策のご協力をご家庭等にお願いをしてきました。保護者の方々、関係機関の皆様、ご協力たいへんありがとうございました。今後の感染状況によっては、再度ご協力をお願いすることがあるかもしれませんが、何卒、ご理解、ご協力をお願いします。
さて、いよいよ新年度が始まり、全校81名の児童生徒の元気なあいさつの様子や、新しい学習に励む姿が見受けられ、活気のある学校生活がスタートしました。本校では、「主体的に自ら生きる力を備えた、心豊かで積極的に社会参加・自立をめざす児童生徒の育成」を掲げ、以下の3点を今年度重点目標として取り組んでいきます。
1.各学部の「卒業までに身につけたい力」の育成を目指した授業改善
卒業後に必要な力を段階的に身につけるため、学部ごとに整理をして指導を行っています。現行の特別支援学校学習指導要領の趣旨を踏まえ、生きて働く知識・技能の育成や自分で判断する力等、主体的な学びを進めていきます。
2.非常時に自分や周りの人を守ることのできる児童生徒の育成
全国どこで災害が起こるかわかりません。そのような現状を踏まえ、自分の身は自分で守る力を身につけることはもちろん、周りの人を守ることができる防災意識の高い子どもたちを育成します。
3.家庭・地域・関係機関との連携・協働体制の確立
これまでも家庭・地域・関係機関との連携に努めてきたところですが、これまでの協働体制を基盤として、さらに教育方針等の方向性を合わせ、一緒に児童生徒を育てていきたいと考えています。今年度は、授業等で外部人材を活用した取組(各学部1事例)を行う予定です。日出支援学校に関わるすべての皆様方におかれましては、今後の学校の取組に対しまして、ご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。