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校長挨拶

今年度より大分支援学校の校長として着任しました、後藤 昭彦(ごとう あきひこ)と申します。保護者の皆様や地域の皆様、関係機関の方々には、平素より本校の教育活動へのご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。今年度もどうぞよろしくお願いします。

 冬場の新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ、感染性胃腸炎などの流行は、春の訪れとともに徐々に落ち着いてきました。しかし、依然として感染症対策は必要です。本校では、今年度も基本的な感染予防対策を講じつつ、児童生徒が互いに関わりあう授業や集会、学校行事、部活動等を積極的に行うとともに、個に応じたきめ細かな指導や支援を継続して、活気ある学校づくりを進めてまいります。

 さて、本校の今年度の児童生徒数は昨年度より微増し、277名となりました。県下で最も児童生徒数が多い特別支援学校です。子どもたち一人ひとりが学校生活を安心して安全に過ごせるよう、今年度も日々の教育活動を安全に行うとともに、学校の環境整備の徹底に努めます。2学期後半にはいよいよ新校舎の建築工事が始まります。新校舎の完成をめざして事業は着実に進んでいますので、登下校時の送迎等で不便をおかけしておりますが、引き続きご協力をお願いします。

 また、本校では、新学習指導要領に基づいて教育課程を改善し、教科を中心とした教育へと改めました。小学部では「生活科」、中・高等部では「社会科」「理科」等の授業を取り入れ、児童生徒が楽しく活動的に学ぶ姿が見られています。学習評価の改善と通知表の様式の見直しも進めています。教育課程のさらなる改善、そして教材や指導方法の工夫等の授業改善の継続により、本校教育活動の質の一層の向上に努めます。

さらに、今年度も、地域での交流や校外学習を数多く実施するなど、地域の皆様と連携して行う活動の充実を図ります。この活動を通して、子どもたちが人とつながることの喜びや地域に支えられていることを実感し、地域の中で生きていく意志を強くして卒業後の生きる力につなげていくことをめざします。また、発災時における防災体制の構築も、保護者や地域との連携により前年度までの取り組みをさらに進めます。

今年度も、教職員一同、児童生徒の健やかな成長のため邁進いたしますので、引き続き本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。